034偶蹄類7

「偶蹄類7……ウシのなかま(ウシ亜科)」とは
ウシは西洋古代文明の象徴である。トロイア、カルタゴ、テーベなど、多くの都市の起源譚には、ウシが深くかかわっている。都市にかぎらず古代にあってはウシはほとんど世界中で崇拝の対象となっていた。メソポタミア以来、インド、ビルマ、バリ島、西アジア、エジプト、東アフリカとウシが信仰と結びついていた地域は多い。ウシの家畜化によって土地を耕すことが可能となり、定住がはじまったことによる。ウシは大地の生産力のシンボルとされ、イシスやアテナやアルテミスといった土地の守護神や地母神の持物となった。東洋では、老子や菅原道真がウシとともに描かれる。


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