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ほ乳類の分類について
◎生物の分類は一筋縄ではいきません。「分類」はあくまでも人間による便宜的な操作だからです。自然は文字通り「自然に」多彩な生物種を生み出してきました。そして分類の基礎となるはずのその「種」にしてからが、定義の仕方は一様ではありません。

◎現在、一般的な分類の考え方によれば、生物はモネラ(原核生物)界、原生生物界、菌界、動物界、植物界の5つの大きなグループに分けられ、それぞれの界は、門、綱、目、科、属、種のランクからなります。種はさらに亜種などに分けられることもあります。動物界は約20の門によって構成されますが、哺乳類、すなわち哺乳綱はその脊索動物門に属しています。

◎哺乳類の分類についても、さまざまな考え方や方法があります。ここでは今泉吉典監修『世界哺乳類和名辞典』(平凡社、1988)を参考にしました。同書では哺乳綱を以下の20の目に分類しています。

●単孔目、有袋目、貧歯目、食虫目、ツパイ目、皮翼目、翼手目、霊長目、食肉目、クジラ目、カイギュウ目、長鼻目、奇蹄目、ハイラックス目、管歯目、偶蹄目、有鱗目、齧歯目、ウサギ目、ハネジネズミ目。

◎たとえば哺乳類の一員である人間は、分類学では動物界、脊索動物門、哺乳綱、霊長目、ヒト科、ヒト属の「ヒト」に分類されます。学名は「Homo sapiens(ホモ・サピエンス)」、Homoはヒト属であることをあらわします。ちなみに、ネアンデルタール人も「ヒト」と同じホモ・サピエンスの1亜種です。

◎「The Ark of Gaia vol.01」は、博物学研究家である荒俣宏氏が所蔵する18-19世紀の博物図鑑に掲載された版画を中心に構成しました。したがって刊行当時の動物学的知見を反映したものであり、上記の分類群(目)すべてを網羅しているわけではありません。また、伝聞や不完全な標本をもとにした描写も少なくなく、動物の形態が正確に表現されていないものが含まれています。
レッド・データについて
絶滅の恐れのある世界の動物に関するレッド・データ・ブックは、IUCN(国際自然保護連合)によって1966年にはじめて刊行され、1986年からはレッド・リスト(正しくはIUCN Red list of Threatened Animals)がレッド・データ・ブックに先行して刊行されるようになった。ここでの表記は、2004年度版までのレッド・リストを基準とした。

[凡例]
EX 絶滅種 最後の個体が死亡したことが明らかなもの。
EW 野生絶滅種 飼育下でしか生存していないもの。または本来の分布域以外の地域に帰化した個体群のみが生存しているもの。
CR 絶滅寸前種 近い将来、高い確率で野生では絶滅に至る危機にあるもの。
EN 絶滅危惧種 絶滅寸前種についで、近い将来、野生では絶滅する恐れがあるもの。
VU 危急種 野生では中期的に絶滅するおそれがあるもの。
LR 低リスク種 継続的な保護策の対象になっているものなど。
NT 準危急種 保護依存種ではないがVUに近いもの。
DD 情報不足種 絶滅の恐れがあるかどうかを評価するには、分布や個体数についての情報が不足しているもの。
NE 未評価種 評価基準に基づく評価がされていないもの。
無印および( ) 種の一部が上記カテゴリーに含まれるもの。

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