030偶蹄類3

「偶蹄類3……ラクダのなかま」とは
人が近づくと首を低くし、ひざまづいて、どんな重い荷物でも背にのせるというイメージにより、ラクダはキリスト教では、人類の罪を背負ったキリストになぞらえられる。また水を飲む姿が「倹約」、砂漠に立つ姿が「忍耐」の象徴とされてきた。日本にはすでに6世紀末にラクダが伝来した記録がある。江戸時代には出島のオランダ人商館長が、つがいのラクダをなじみの遊女にプレゼントした。処置に困った遊女は、見世物師に売り飛ばしたが、各地を巡業でまわるうちに一種のラクダブームが到来。仲のよいラクダのつがいにちなんで、上方ではアベックのことをラクダと呼ぶようにもなったという。


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