015食肉類2

「食肉類2……クマのなかま」とは
一般的にクマは、冬眠する動物としてもっともよく知られた存在である。中国では古代より、その足や掌が美味とされ宮廷料理などにも用いられた。背中上部の脂肪は白く玉のようであることから熊白と呼ばれ、これも極上の珍味とされた。また、クマは汚れたものをきらうため、汚れたものをクマの穴に置くと、クマは穴をふさいで自死するので、容易に捕獲することができるという。

古代ローマのプリニウスの『博物誌』では、春になるとクマがハチの巣を探しもとめるのは、冬眠開けのクマは目がかすんでいるので、ハチに顔を刺された刺激で、頭や目をはっきりさせるためだとされている。


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