ウミスズメのなかまは、太平洋北部、大西洋北部、北極海に生息する。狭い地域に何種類ものウミスズメのなかまがすんでいるため、異なる種が同じ場所で採餌や営巣を行うことも少なくないが、鳥同士が激しく争うことはない。 オオウミガラスは、ペンギンに似て、翼が退化し飛翔力はない。16世紀、その体脂肪から油をとるため、船乗りたちが乱獲をはじめ、1844年に最後の2羽が殺されて絶滅した。