026奇蹄類2

「奇蹄類2……バクのなかま」とは
もっとも原始的な大型草食動物のひとつとされ、中南米と東南アジアに奇妙なかたちの分布域をもっている。これは、両方の地域がかつては地続きの大陸であり、バクはこの大陸が複数に分裂する前に現在の生息地にたどり着きそのまま進化しなかった証拠だともされる。夢を食うとされる獏は、もともと中国で魔を払う力をもつ想像上の動物であり、ゾウの鼻とトラの足をそなえるとされていた。実際のバク(マレーバク)が日本にはじめて渡来したのは、明治末期のこと。


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