023カイギュウ類

「カイギュウ類……ジュゴンのなかま」とは
カイギュウ類はすべて絶滅に瀕しているが、全長8メートルにも及ぶその最大種、ステラーカイギュウは、発見27年後の1768年に絶滅している。原因は毛皮や肉を求めての乱獲。

ジュゴンは授乳期間が2年にも及び、その間、母子はつねに行動をともにする。雌の左右の胸びれの付け根には一対の乳房があるため、子どもに乳を飲ませているその姿が、人魚と見誤られたというのは有名な話。ただし最近では、人魚の正体は深海魚のリュウグウノツカイであるとするなど異説も多い。日本では人魚はさまざまな姿で描かれ、江戸時代後期には、おどろおどろしい人魚の絵がコレラよけにされた。


カイギュウ類インデックス

Copyright
Gaiapress The Ark of Gaia TOP HORIBA RED DATA ANIMALS TOP